既刊本のご案内
図書館魔女は不眠症
- 図書館は人だ、人=司書がいる限り図書館に未来はある!
- 魔歳を重ね早朝覚醒にも慣れてきた〝魔女〟の最新エッセイ集!
大島真理著
四六判 ソフトカバー 188ページ
税別 1,500円
ISBN978-4-907126-32-2
ご購入について
目次
パートⅠ ◆ 図書館トピックス
- サグレスの小さな図書館
- 「世界ふれあい街歩き」にみる小さな図書館
- 蘆薈の花
- バタフライピー
- キーンさんと東北
- 金子兜太と長谷川義史
- ほんとうの図書館ってなあに?
- 再び、図書館の三要素
- 認知症と図書館
- キャンベルさんの蘊蓄
- ダミー本
- 黒い絵本
- ヴェネツィアの本屋
- 柔らかな優しさの人
- 女性閲覧室
- 花森安治の仕事
- 夜のカフェテラス
- ル=グウィン追悼
- 再生芸術としての翻訳
- 専門図書館としての大宅壮一文庫
- 最近の映画にみる図書館
- 最近の小説にみる図書館
パートⅡ ◆ 本をめぐって
- ▽図書館のにおいにひかれる少女
『霧のむこうのふしぎな町
- ▽人間の崇高さの極限を示す
『収容所のプルースト
- ▽生来のジャーナリスト魂を持つ
『リンドグレーンの戦争日記 1939-1945
- ▽あらゆることへの好奇心を糧に
『エリナー・ファージョン伝:夜は明けそめた
- ▽本は文化の多様性を示す
『ベストセラーの世界史
- ▽水とともにあった本の流れ
『対岸のヴェネツィア
- ▽原始の子たちがいる国に住んで
『チェコの十二カ月:おとぎの国に暮らす
- ▽字が読めないゾウは手紙を聞くのです
『きげんのいいリス
- ▽韓国ドラマ、映画とは違う世界
『ギリシャ語の時間
- ▽喪失の後に来たもの
『トラブゾンの猫:小田実との最後の旅
- ▽差別の痛みと線量計の非常
『線量計と奥の細道
- ▽ゴッホの「星月夜」から広がる
『田園発港行き自転車
- ▽ミューズの現実を見る?
『牧水の恋
- ▽漱石の美意識の原点
『編集者 漱石
- ▽これまでにない未知の著者像
『銀河を渡る
- ▽すべては戦略だった?
『キンノヒマワリ:ピアニスト中村紘子の記憶
- ▽スタイリッシュな図書館員の実像
『決壊
- ▽前川の生涯から見える図書館の理念
『前川恒雄と滋賀県立図書館の時代
- ▽樋口夏子に恋をして
『夢見る帝国図書館
パートⅢ ◆ 映画をめぐって
- ▽その旋律はあなたのもとへと連れ戻す
『フランス組曲』
- ▽自分がじぶんであることを貫くために
『リリーのすべて』
- ▽自由へと疾走する少女たち
『裸足の季節』
- ▽大地に足をつけて
『未来よこんにちは』
- ▽建物の記憶性とは?
『もしも建物が話せたら』
- ▽人生を真にゆたかにするために
『人生フルーツ』
- ▽記録と広島原爆と
『いしぶみ』
- ▽なぜ軍隊がないのか
『コスタリカの奇跡』
- ▽それでも歴史に残る脚本を書いた―
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
- ▽人間を変える素晴らしいもの
『タクシー運転手 約束は海を越えて』
- ▽極上のユーモアに救われる
『湯を沸かすほどの熱い愛』
- ▽詩を映画化した監督の力量
『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
- ▽融合と再生を願う音楽とは?
『Ryuichi Sakamoto: CODA』
- ▽地方で映画文化を育てた奇跡の人
『世界一と言われた映画館』
- ▽映画の専門図書館員
『ハロルドとリリアン』
- ▽司書のバイアス視点から見ると…
『海すずめ』
- ▽小さな勇気の物語
『マイ・ブックショップ』
- ▽時代の因習を超えた力
『メアリーの総て』
- ▽最高のパートナーを得て
『RBG最強の85才』
- ▽図書館の未来を確信して
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
あとがき
本と映画の索引