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図書館魔女の蔵書票(エクス・リブリス)
- 図書館魔女があぶりだす 「本」や「映画」に潜む “差別”と“不寛容”
- 「フェミニズム」「戦争」「民族」「貧困」「受容と未来」、「人種」「障害者」「女性差別から自立へ」などのテーマから考察する60話。
- 移動図書館の本がコロナ禍の逼迫した日々から救ってくれた。
大島真理(おおしま まり)著
四六判 ソフトカバー 219ページ
税別 1,500円
ISBN978-4-907126-51-3
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〈目 次〉
Ⅰ 「本」編
1 フェミニズム
- 『彼女は頭が悪いから』
- 『私ひとりの部屋:女性と小説』
- 『何が私をこうさせたか:獄中手記』
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』
- 『彼女たちの部屋』
- 『読書する女たち:十八世紀フランス文学から』
- 『炎上CMでよみとくジェンダー論』
- 『翻訳がつくる日本語:ヒロインは「女ことば」を話し続ける』
- 『我は、おばさん』
2 戦争
- 『石垣りん詩集』
- 『私のアンネ=フランク』
- 『ベルリン1919』『ベルリン1933』『ベルリン1945』
3 民族
- 『大地よ! アイヌの母神、宇梶静江自伝』
- 『ハングルへの旅』
- 『空と風と星と詩:尹東柱全詩集』
- 『白い道をゆく旅:私の戦後史』
- 『ハーレムの闘う本屋:ルイス・ミショーの生涯』
- 『ネルソン・マンデラ その世界と魂の記録』
4 貧困 他
- 『破戒』
- 『無知の涙』
- 『あん』
- 『パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会』
- 『貸出禁止の本をすくえ!』
5 受容と未来
- 『春になったら苺を摘みに』
- 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
- 『人新世の「資本論」』
- 『「あいだ」の思想:セパレーションからリレーションへ』
- 『クララとお日さま』
- 『地球にちりばめられて』
- 『星に仄めかされて』
Ⅱ 「映画」編
1 貧困
- 学びへの差別 —— 『子供の情景』
- アメリカ —— 『ウィンターズ・ボーン』
- アフリカ(マリ共和国) —— 『禁じられた歌声』
- アフリカ(マラウイ共和国)—『風をつかまえた少年』
- フランスの教育 —— 『12か月の未来図』
- 日本 —— 『万引き家族』
2 戦争
- ナチス —— 『ユダヤ人を救った動物園』
- 国家犯罪 —— 『スパイの妻』
- 言葉弾圧 —— 『マルモイ ことばあつめ』
3 人種
- 『最強のふたり』
- 『ショコラ』
4 障害者
- 『エール!』
- 『光』
5 犯罪者
- 『すばらしき世界』
6 女性差別から自立へ
- 『レオニー』
- 『少女は自転車にのって』
7 出自を問う
- 『冬の小鳥』
- 『オレンジと太陽』
8 差別との闘い
- 『抗い 記録作家林えいだい』
9 異形であること
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』
- 『バケモノの子』
10 融和へ向けて
- 『インビクタス 負けざる者たち』
- 『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』
- 『ジョルダーニ家の人々』
コラム 回転扉
- ▽ケーニヒ・フォン・ウンガルン
- ▽サランヘヨ
- ▽サン・スーシから明日香へ
- ▽『ドクトル・ジバゴ』
- ▽フェルメールの至福
- ▽満艦飾のツアーガイド
あとがき
- 本と映画の索引