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狸穴通信

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北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック
〜小布施・北斎館名品展〜

線で楽しむ 大きな紙にかく絵手紙 表紙

◆残念ながら展示は終わってしまったのだが、「小布施・北斎館名品展」(チラシ参照)は、とても楽しみにしていた展示だった。それというのも、以前小布施に出かけた時には生憎閉館していたからだ。今回、初のご対面となる展示となった。

◆小布施からすみだにやってきたのは、葛飾北斎(1760-1849)晩年の傑作、祭屋台天井絵「鳳凰」「男浪」で、没後170年の節目となる。なぜ、「北斎マジック」なのか。それは「構図や形に不自然な構築的要素を加えているにも関わらず、不自然さを感じさせない作品」というわけだ。

◆この展示に併せて、すみだ北斎美術館館長の橋本光明氏、信州小布施北斎館館長の安村敏信氏、江戸木版画高橋工房六代目の高橋由貴子氏のシンポジウムが開かれたが、それを聞いてからのご対面となった。注目の屋台天井絵の生き生きとした色彩と構図には目を見張った。このほか、初期から晩年に至る肉筆画をはじめ、代表作の錦絵「冨嶽三十六景」など、北斎館所蔵の作品約130点は、北斎の別な一面を見た思いだった。

◆現在、すみだ北斎館では、4月5日まで「北斎師弟対決!」と題した企画展が開催中。こちらも出かけてみたい。
(すみだ北斎美術館  https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/

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