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狸穴通信

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線で楽しむ 大きな紙にかく絵手紙
浅田美知子著 本体:2100円+税(日貿出版社)

線で楽しむ 大きな紙にかく絵手紙 表紙

◆文人画とは、「東洋画で,教養ある知識人が心の赴くままにかいた、雅趣に富む絵」のことだそうだ。本来,専門画家とは区別される文人の手になるものともいう。この文人画を絵手紙と結びつけた「絵手紙文人画」構想をまとめたのが本書。

◆「筆はあっても、筆持つ人の思いや人間性なくしては絵手紙はかけないのだ」との絵手紙の先達講師のことばを胸に、絵手紙の道を歩んできた。以来、絵手紙を楽しむ中でも、自らの心のあり方や生き方と常に向き合うようになったという。

◆そうした絵手紙の道のりのなかで、「絵手紙について思うこと」「なぜ大きな紙なのか」「私のお気に入りの紙や墨」「私の目指しているもの」のほか、バラ園でのスケッチ、樹木、仏さまなど、多くの絵手紙の制作のプロセスを写真とともに紹介する。「これから自分の絵手紙をどう育てていこうか、どう楽しもうかと思っている方に少しでも参考になったら」嬉しいと著者。道半ばながらの「絵手紙文人画」への挑戦の軌跡を著した一冊。

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