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露草の青のような
吉田隶平著
A6判 136ページ
税別 1,500円
ISBN978-4-946429-18-7
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目次
Ⅰ
- 未知
- そして誰も居ない
- 接点
- 誘う
- 横顔
- 菩薩
- 少年のように
- 青い空の高み
- 次
- 二人
- ひとりでは
- 不充分
- 年齢
- 遠くを
- わたしに
- 西日の中に
- すべてを忘れたのちに
- 露草の青のような
- ひとりでいるあなた
- マンモス
- 微笑
- もう少しのところで
- 待ってばかり
- あの世も
- 語れない
- 罪
- 昼の月
- 表情
- 逆行
- 夕顔
- 幼い妊婦
- 梅雨明け前
- 夏の終わり
- 移ろい
- 赤とんぼ
- 葱坊主
- 冬の日
- 凍て蝶
- 早春の蝶のように
- 傾く
- 倦怠
- わからない
- 悔しさを
- やぶ椿
- 見えるもの
Ⅱ
- 初めてのように
- 負ける
- 小さな手にも
- 命 捨つるほどの
- 別れ
Ⅲ
- 消費
- 他者
- 気づかないことは
- どこかで
- わかったら
- 悔しいこと
- うわのそら
- この世の幸せ
- ただ笑って
- 背景
- ぼくの死は
- そのように
- なつかしいもののように
- 悠久の中に
- 一大事
- 虚ろ
- 花の満ちて
- 止まっているように
- すじ雲
- なんのために
- 雪柳
- 満たされない幸せ
- 計算ずく
- 赤いバラ
- 人間を
吉田隶平(よしだ たいへい)
1944年 広島県三原市に生まれる
1968年 早稲田大学卒業
1988年 郵政文芸賞受賞
〈既刊詩集〉
「愛について」(近代文芸社)、「夏の日の終わり」(ワニ・プロダクション)、「秋の日の中で」「風光る日に」(以上、砂子屋書房)、「青い冬の空」(花神社)、「なつかしい言莱たち」「彼岸まで〜ふたたび生まれ来ぬ世を〜」(郵研社)
「日本現代詩人会」「日本詩人クラブ」会員