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たまたま、図書館長。
〜それはドイツからはじまった
- 私は特別な人間ではない。特別な勉強をしたわけでもない。でも私は図書館長。知らないものに対する恐怖心は大きいが、それに負けないくらい好奇心も旺盛。知ること、体験することを大切に、これからつづく「司書」たちへ「仕事が好きになる力」とともにエールを贈ります。
- 図書館は人生を豊かにしてくれる場所です。私はそう信じています。そんな私が一生懸命取り組んできた図書館のこと、大好きなドイツへも図書館が招いてくれた。そんな喜びも表現したつもりです。(「はじめに」)より。
鳥越美奈 著
四六 ソフトカバー 口絵+199ページ
税別 1,800円
ISBN978-4-907126-40-7
ご購入について
口絵
推薦のことば
はじめに
第一章 ドイツへの道のり
- ピカピカの図書館司書一年生の誕生
- 図書館振興財団との出会い
- ドイツへ行かせてください、一番に
- 奇跡がおきたっ!
第二章 ドイツで暮らしてみると
- 生まれて初めてのひとり暮らし
- クリスマスマーケットで挑んだこと
- ドイツのサウナって一体?
- 冷たい食事
- 日本人とドイツ人は似ている
- 猫ちゃんな私
- 頭痛のしないごあいさつ
第三章 ドイツやヨーロッパの図書館
- レーゲンスブルクの図書館
- ニュルンべルクの図書館
- ホルガウの図書館
- デルフトの図書館DOK(ドック)
- 美しい図書館たち
第四章 改めて日本の図書館で司書として立つ
〜帰国してからのこと〜
- マップ部の一員になりました
- 北九州市立八幡西図書館は、まちの中にある
- ミライイ会議、発足
- ブックビュッフェが、まちで大活躍
- 一からつくった福智町図書館・歴史資料館 ふくちのち
- まちの未来に向けて、三原市立図書館
おわりに
鳥越美奈(とりごえ みな)
福岡県北九州市生まれ。「ネンディのぼうけん」という児童書との出会いをきっかけに学校図書館に入り浸るようになる。学生時代はずっと図書委員で、社会人になっても図書館で働き、図書館とのかかわりがもはや半世紀に近い。知らないものに対する恐怖心は大きいが、それに負けないくらい好奇心も旺盛。知ること、体験することを大切に生きている。北九州市立八幡西図書館、中間市民図書館、福智町図書館・歴史資料館ふくちのちを経て、現在、三原市立図書館館長。