結城俊也(ゆうき としや)著
四六判 ソフトカバー カラー 200ページ
税別 1,500円
ISBN978-4-907126-50-6
1 効用① 手がきで記憶の定着がはかりやすくなる
2 効用② 手がきで記憶が引き出しやすくなる
3 効用③ 手がき文字はパソコン文字より情報量が多い
4 効用④ 手がきをすることで思わぬ発見がある
5 効用⑤ 手がきは潜在意識を刺激して、行動を変えるきっかけとなる
6 効用⑥ 手がきで絵を描くと脳が活性化する
7 効用⑦ 手がきで絵を描くとリラックス効果が得られる
1 「書くことが大切なのではない。机の前に坐ることが大切なのである。」宇野千代(作家)
2 「わたしは鉛筆でないと書けない。それを書いては消し、消しては書きながら、ゆっくりと書きすすめていく。」
渡辺淳一(作家)
3 「精神的なものが頭と腕の中間あたりにいる気がしますね。」林真理子(作家)
4 「ワープロの文字を打つことと、手で書くこと(書字)とは、決して同じではありません。」石川九楊(書家)
5 「眼も、手も、脳も粗末に扱うな。画家になったとき、必要になるからだ。」サルヴァドール・ダリ(画家)
6 「読まれた札が頭の中で光る。」楠木早紀(かるたクイーン)
7 「グラブはもちろん身体の一部だと考えています。」イチロー(野球選手)
8 「指先はいつも鍵盤の表面に用意されていますか?」ジョセフ・レヴィーン(ピアニスト)
9 「大事なのはただひとつ、とにかくひとつの原稿を産み出すこと。」クロード・レヴィ=ストロース(社会人類学者)
10 「手紙は人をつくる道具である。かけば人は育つ。」小池邦夫(絵手紙創始者)
1 腕立て伏せをする魚――そのヒレに人間の手の原形が!
2 道具作りが脳の発達を促した?――自由に動く手に感謝!
3 手と口のただならぬ関係とは?
4 触れるとは理解することである――偉大なる手の感覚について
5 利き手の謎はどこまでわかった?
6 ケガの功名――柔らかすぎる手
7 脳と機械をつなぐ――手のリハビリテーションあれこれ
1 日記を書いてみよう!
2 新聞(雑誌)記事の要約を書いてみよう!
3 読書ノートを書いてみよう!
4 調べものノートを書いてみよう!
5 思い浮かんだアイデアを書き出してみよう!
6 食事のレシピを書いてみよう!
7 ミュージアムノートを書いてみよう!
8 地図を描いてみよう!
9 講演会やセミナーの内容を書いてみよう!
10 絵手紙をかこう!~感性の磨き方① ふだんと違うことをする~
11 絵手紙をかこう!~感性の磨き方② 感覚の越境を楽しむ~
12 絵手紙をかこう!~感性の磨き方③ 見立てを楽しむ~
13 絵手紙をかこう!~感性の磨き方④ イメージを楽しむ~
1 肩の痛みを予防していきいきとした線をかこう
2 胸を開いて鎖骨を動かそう
3 肩甲骨を整えて筆運びをスムーズに
4 前腕ねじりをお忘れなく
5 手首を滑らかに動かす
6 手のひらは脳と世界のインターフェイス
7 大切なのは指先の感度
8 人間に与えられたすばらしき能力――対立運動
9 小指がきまれば筆運びもきまる
絵手紙を始めたいかたへ
1966年生まれ。国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学博士課程修了。専門理学療法士(神経)・博士(医療福祉学)。
23年間、千葉中央メディカルセンターに勤務。主に中枢神経系疾患、整形外科疾患を中心に担当する。また老人保健施設、特別養護老人ホームにおいてリハビリテーション技術指導も行う。その間、千葉県医療技術大学校非常勤講師、千葉県高齢者総合相談センター専門相談員等を務める。現在、障害者施設に勤務しながら各地で健康医療講座を開催している。
主な著書に『認知症予防におすすめ図書館利用術-フレッシュ脳の保ち方』『リアル脳卒中』『リハビリのプロがすすめる健康寿命を延ばす1000冊』『認知症予防は絵手紙で!』などがある。
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