久和勝美著
新書判・ソフトカバー 291ページ
税別 1,000円
ISBN978-4-946429-10-1
5月の連休に、佐渡・戸地川で釣り人の遺体が発見された。発見者は二人の女性登山者と釣りライター湊涼助。涼助は、釣り糸による絞殺と判断。翌日、涼助は他の渓で大イワナをヒットさせながらも流れに転落した釣り人を助けるが、この男にまつわり付き浮遊する黒い影を透視する。涼助のアドバイスにより、佐渡西署の三國警部補と岩田刑事らはじりじりと犯人に迫って行く。事件現場から発見された人形と東京のある大学で学長選にばらまかれた怪文書。事件の発端は30数年前の事件へと謎は深まってゆく……。
宮城県白石市生まれ。山形大学から立教大学院修士課程修了。つりエッセイ『渓のトルヌス』(郵研社)『釣り人の語り草』(清水書院)ほか、『渓の谺』(久和数美)『菜の花の渓』(小野勝美)いずれもつり人社より刊行、本格的に渓流を舞台にした小説も書き始める。「週刊つりニュース」のAPC北魚龍でもある。手相をはじめ四柱推命、さらに密教宿曜術をもこなし、よく当たる、と言われる。不老不死の術を心得ており、年齢不詳。国内外を問わず旅行大好き。既に全国踏破、現在は離島廻り。裁縫、料理も好き。八光流柔術少々、居合い道初段。山菜、キノコ採取も得意。
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