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エッセイ集 記憶の旅路
~電気通信技術者世界を行く~

  • 『エッセイ集 海外に生く』で好評を博した電気通信技術者の待望のエッセイ集、第2弾。
  • 半世紀にわたり世界各地の電気通信インフラ建設のために生きてきた著者の記憶――。日本での幼少期や青春時代、家族の記憶、死生観まで語り尽くす74のエピソード。
  • 「死後の世界について妹さんに何も語らなかったというのは、図らずもブッダと同様であり、分からないことは分からないとしてごまかさないところに著者の誠実さが感じられる。」
    (芥川賞作家 石井遊佳氏「解説に代えて」より)

波多野 謙一 著
四六判 ソフトカバー 295ページ
税別 1,400円
ISBN978-4-907126-42-1

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表紙

〈目 次〉
Ⅰ アジア・アフリカ
竜宮城ってこんなところ?
バンドンのベチャ
カリマンタンの首狩り族
ヘリで七〇〇〇キロ
命綱の搾菜
神鳥ガルーダのお礼
強風のバタン島
人妻と空の旅
アユタヤの「半蔵門」
朝飯前のエベレスト飛行
運転手ボラビット
砂漠の泥棒
砂漠の神様
幻のジャカルタ~バンドン新幹線
トロピカルフルーツとの出合い
『サラメシ』とパワーランチ
Ⅱ 中南米・アメリカ
オルテンシア
ナスカの地上絵
アンデス寒村のクリスマス
アンデスのタコ焼き
大統領をレンタルせよ!
アルバロさんのこと
コロンビアのペコちゃん
不動産屋のセニョリータ
マリアッチ
メキシコからの手紙
ウルフ会長のこと
自家用ジェト機―格差の象徴―
冬のウィーン
「社長令嬢」
アメリカ人になった娘
Ⅲ 日本
山寺の夜の夢
「三角池」の青春
筑波山―出会いと別れ―
露天風呂のビーナス
わが家の火事
わが家で野宿
キャバクラ今昔
テクニカル・ライティング
「ピラニア教室」
食文化とパンツの色
『めがねっこマノリート』と孫娘
メモリー
近寄らないで!
韓国歴史ドラマ『大王世宗』
亡国のスマホ
不安を煽る世の中
『熱源』と北方先住民
『お帰り 寅さん』に思う
芥川賞作家 石井遊佳さんのこと
『星曝し』を読む
新型コロナとネアンデルタール人
総合的というまやかし
Ⅳ 冬の足音
エンド・オブ・ライフ
信濃大町の若いお坊さん
ブルーベリー
哀蚊
安楽死問題を考える
親友最後の願い
気仙沼から
わが愛猫記
三匹の野良猫
コロナに倒れた「三州屋」
池上線のワインバー
「宿り木の家」
『小説安楽死特区』に見る近未来
城ヶ島吟行
落語的人生
彼岸花
曾祖父からの贈り物
百年を生きる
新たな旅立ち
夜明けのVサイン
魂は永遠に生き続けるか?
解説に代えて 石井 遊佳
波多野 謙一(はたの けんいち)

東京都出身。NTTを経て、情報通信コンサルタント会社に勤務。 東南アジア、中南米、アフリカなど、30数カ国の通信インフラの建設に携わる。平成16年、日本ITU協会より国際協力賞受賞。平成28年、孫娘とのアート・コラボレーション『四季鎌倉』が、富士フィルム全国フォトコンテストで優秀賞受賞。 著書に、平成31年、東京カルチャーセンターよりエッセイ集『忘れ得ぬ海外の人々』 (他作品との共著)、『エッセイ集 海外に生く』(郵研社)がある。

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