新刊本のご案内
エッセイ集 海外に生く
~海外世界を夢見た電気通信技術者の回想~
- 世界各地の電気通信インフラ建設に、約半世紀にわたり生きた著者!
- 若き日の山、スペイン語への情熱、無線通信新技術への挑戦、 忘れ得ぬ海外の人々、熟年夫婦のアマゾン河源流遡行、文学・絵画への思い、孫娘とのアート・コラボレーション、臨死体験、前立腺がん告知……骨太な自分史的エッセイ集!
- 「このエッセイ集を読んで、男の生き方とはどういうものかと、突き付けられた思いがする。」 (小説家 上野 歩氏「解説にかえて」より)
波多野 謙一 著
四六判 ソフトカバー 301ページ
税別 1,400円
ISBN978-4-907126-31-5
ご購入について
はじめに
Ⅰ 忘れ得ぬ海外の人々
-
ゾロアスター教の美女
弾の飛んでこない戦場
カリマンタンの母娘
韓国 夢のまた夢
命のパエージャ
マドゥラ島の人々
初めてのアフリカ
〝常識〟の相違
ルソン島鎮魂の旅
神秘の国インド
癒しの国タイ
断食の勧め
ボロは着てても心は錦
コロンビア 悲喜こもごも
運転手アルフォンソ
Ⅱ 海外つれづれ
-
ジャカルタの月下美人
ある決断
電波と気象
あのころGPSがあったら!
カリブ海の『楽園』
蛍二題
ケープコースト城の悪夢
禁酒の効用
ピカソ『ゲルニカ』を追って
七日間世界一周――私の失敗――
乾いた街ブエノスアイレス
アメリカ社会の格差
業務用移動電話
青ナイルとともに
民族の歌『カミニート』
マチュピチュのグッバイボーイ
チチカカ湖の誘惑
太いパイプ
バイリンガル
Ⅲ 人生・出会い
-
親友の死
ナターシャ・スタルヒンさん
無期限スト
嫌なら辞めろ!
深川木場に住む
鎌倉暮らし
チェ・ゲバラとカルメン先生
臨死体験
テレパシー
安楽死・自裁死
積極的安楽死・消極的安楽死
『眠れる美女』二題
男の理想
心の断捨離
栄養士Yさん
私の夢
天国とはこんなところ?
がんと水泳
がんで死にたい
Ⅳ 旅・趣味
-
若き日の山
『青春譜』――友への手紙――
生死を分けた南アルプス縦走
アマゾン河源流遡行
東慶寺と私
東洋文庫ミュージアム
小金井宿のギャラリー・カフェ
晩秋の京都・淡路
渡来人の里 高麗郷
晩秋の裏日光ひとり旅
ゆる山歩き 思わぬ出会い
久里浜海岸の水仙
孫娘とアート・コラボレーション
俳写コラボ
スペイン語と私
『百年の孤独』翻訳
『百年泥』とガルシア・マルケス
落語の効用
東京裁判法廷跡を訪ねて
スペインの「ハポン」さん
睡蓮 モネへのオマージュ
『絶えて桜のなかりせば』
蝉の墓
解説にかえて ~見たことのない風景 上野 歩
波多野 謙一(はたの けんいち)
東京都出身。NTTを経て、情報通信コンサルタント会社に勤務。 東南アジア、中南米、アフリカなど、30数カ国の通信インフラの建設に携わる。平成16年、日本ITU協会より国際協力賞受賞。平成28年、孫娘とのアート・コラボレーション『四季鎌倉』が、富士フィルム全国フォトコンテストで優秀賞受賞。 平成31年、東京カルチャーセンターよりエッセイ集『忘れ得ぬ海外の人々』 (他作品との共著) を上梓。現在会社役員